ジューシー・白ナス!【2025年畑日記⑦】

こんにちは!

今回紹介する野菜は、、、

白ナスです!✨

白ナス!?全くイメージがわかないなあ、、、という方も多いと思います。実は筆者もこの春アグリッジで育てるまで見たこともありませんでした。しかし、実際には普通のナスを鑑みて予想をはるかに上回るツワモノでした。そして、その生育の行く手を阻む数々の困難が待ち受けていたのです、、、

家庭菜園をされている地域課題実習の先生に苗をいただいたことで始まった白ナス栽培。市販のナスの苗とともに植えた白ナスの苗は、5月中旬、さっそく被害を受けることとなります。

なんと、野生のカラスに遊ばれ、苗ごと引っこ抜かれる、という被害が繰り返し発生したのです。この原因は今になっても明らかではありませんが、カラスの目につきやすいところに、なんの障害物もなく植えたことが原因かなあ、、と思います。

↓ カラスに引っこ抜かれ枯れた野菜

↓ 鳥よけをはったナスエリア

そうして苗を2度にわたり植えなおして3度目の正直、アグリッジにしては珍しい完全防御形態をがちがちに形成し、栽培に挑んだのは6月のことでした。

しかし、ナスを狙うものは鳥だけではありません。カメムシを中心に数々の虫がナスの葉や実を食いについてきました。さらに、水を大量に必要とするナスたち、水不足のこの夏はキツく、保水のための雑草マルチなどの手を打っても、7月初めまではなかなか大きくなれませんでした。特に白ナスは実ができそうな気配もなく、特に心配していた野菜の1つでした。

↑ 7月中旬、ついにとれてきたナスたち。実には虫たちとの戦いの跡が。

それでも、虫退治や農薬散布、株式会社ミライズさんのご協力のもとでの水やりを根気強く続けた結果、ついにその努力が実ります。7月上旬、ちょこちょこナスの実ができ始めたのです!そして、まるまるふっくらとした艶やかな白ナスも、ついにでき始めたのです!


ささやかなプレゼントだったけど、これはこれでよかったな、と感じました。でも、このときのナスたちはまだ真価を発揮してはいませんでした

それは期末試験が終わった後の8月6日のこと。この日はアグリッジの畑である取材を受けている日だったのですが、なんとこの日、

驚くほど多くのナスたちがなっていたのです!

いや、お前たち~~~~!!!♡(≧▽≦)

一同大歓喜。

この日のためにずっと春の畑を頑張ってきたのではないかとさえ思えるほど、実りが多くうれしかった瞬間でした。

↑ また、8月中旬、畑の片づけを行う際にも、これまた大量のナス・白ナスを収穫することができ、

お主、まだ底力があったのか・・・(^◇^)

と驚かされた夏の良い思い出です。

↑ まちガク!にて、藤巻さんの畑で収穫したナス調理の様子

白ナスは何といっても普通のナスと比べて肉厚でジューシーで、焼いてもよし、あげてもよし、ゆでてもよしの非常に奥深い野菜です。数々のイベントで大活躍してくださり、地域や学内のお姉さま方にも大人気でした。

ナスの底知れぬ可能性も感じられたので、ぜひまたチャレンジしたいと思います!





横浜国立大学 地域課題実習 アグリッジプロジェクト

アグリッジプロジェクトは横浜国立大学地域課題実習において学生公募により立ち上がりました。農業による地域活性化を理念に掲げ、熱意のある学生が独自の視点で日々奮闘中です。

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