掘って楽しい、ジャガイモ!【2025年畑日記⑥】

こんにちは!

今回紹介する野菜は、、、

ジャガイモです🥔🍟

ジャガイモも、毎年アグリッジをけん引する主力野菜のひとつです。特に、アグリッジの学外農地が所在する横浜市保土ヶ谷区・羽沢・三ツ沢のエリアは、明治時代より、ジャガイモの種芋の集積拠点となっており、

日本全国のジャガイモの出発点

となっていた、まさに「ジャガイモ生産の中心地」でした。その名残があり、現在も保土ヶ谷区・神奈川区の横浜国立大学周辺エリアでは、ジャガイモ・キャベツを中心として横浜市内でも指折りの農業地帯が広がっています。

今春も、農家の藤巻さんのご協力のもと、計40株程度のキタアカリという品種の苗を植え、栽培を行いました。↓

ジャガイモは育てていて非常に楽しい野菜です。3月末に植えると、4月ごろにはすぐに発芽し、どんどん大きくなりワサワサしてきます。カメムシなどによる虫の被害を受けることは恒例ですが、葉物野菜と違い虫から直接野菜を守る必要がないため、ほとんど放置することが可能です。ハードだった今春の畑でいうと「癒し枠」だったかもしれません(笑)

5月中旬になり、葉が黄色くなったら収穫可能、の合図。ひたすら芋ほりの日々が始まります。↓

↑ 6月上旬、料理企画にて

そして、ジャガイモの驚くべきポイントは、植えていないところからも生えてくる、ということです。これはいったいどういうことなのかというと、昨秋収穫し忘れたジャガイモが地中で芽吹き、生えてきたとのことでした…!この現象は他のイモにも見ることができ、植物の生命力の強さを体感することができました!

↓ 6月中旬、オープンキャンパスにて

今春は昨春以上にジャガイモが豊作で、大きい粒のジャガイモが多く、収穫量もプラスとなりました。梅雨入り以降、ジャガイモが腐りだして慌てて収穫することもありましたが、多くの方にジャガイモを届けることができ、何よりも楽しかった、と感じました。

秋は、さらに多様な形でジャガイモの魅力を発信していけたらと思います!



横浜国立大学 地域課題実習 アグリッジプロジェクト

アグリッジプロジェクトは横浜国立大学地域課題実習において学生公募により立ち上がりました。農業による地域活性化を理念に掲げ、熱意のある学生が独自の視点で日々奮闘中です。

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