〇〇からも人気者、キャベツ!【2025年畑日記④】

こんにちは!

今回紹介する野菜は、アグリッジの花形野菜の1つで、イベントに引っ張りだこの

キャベツです!

今年春は、農家の藤巻さんに苗を提供していただき、なんと過去最多の計101株ものキャベツ(中早生(ちゅうわぜ)3号 × 50株、若女将 × 51株)の植え付けを行いました。
植え付けの際には、地域の方々やアグリッジのOBの方々など、多くの方にご協力をいただきました。 ↓


キャベツは植え付けからの生長が非常に速く、見ていてとても楽しい野菜です(^^)/ 4月下旬になってくると、もう結球し始め、5月からの収穫状況はキャベツ祭りでした!また、どんどん大きくなるキャベツに、むしろ「早くとらなきゃ!」という状況にさせられたことは新たな発見でした。

↓ 5月上旬、さっそく収穫の時期を迎えたキャベツ

また、キャベツはエンターテインメントにおいても優れています。常盤台コミュニティハウスで開催された、5月末のヘルキーメイフェアでは、Agreetingで子ども向けに「キャベツの重さあてゲーム」を企画するとともにキャベツの提供を行い、大盛況を博しました。また、同じくコミハで行われた6月上旬のキャベツ料理企画では、キャベツを用いた料理をいくつか作り、好評をいただきました。筆者も自分たちで育てたキャベツを食べてみて、

「こんなに甘いキャベツ、食べたことない・・・!!」

と、(キャベツへの愛情の分)おいしさもひとしおでした。これも、農業をやってみることの一つの良さなのではないかと思います。

↓ キャベツの重さあてゲーム

↑ コミハで、アグリッジ産キャベツを使ったお好み焼きづくり

そんなアグリッジのキャベツは、地域でも学内でも大人気なのです。そのことをよく実感できた今シーズンでした。


ところで、アグリッジの野菜の大部分は、無農薬で栽培しており、これはアグリッジの強みでもあります。しかし、そうなると必ず直面する宿命的な問題が一つあり、、、

そう、虫との戦いです🐛🐛

4月まではまだよかったものの、5月に入るとモンシロチョウやガの幼虫が葉の裏にうじゃうじゃ…虫食いにあった葉を間引いたり、草取りをしたり、ネットを厳重に敷いたりしましたが、全く追いつきません。長く厳しい虫退治が始まりました。

↓ 虫食いにあって間引いたキャベツ

当然ですが、虫食いにあった野菜は地域や学内で提供することはできないため、畑でいつも様子を見ている身としては、それはそれは悲しいわけです。間引きをしなければならないときは、それはもう断腸の思いです。

しかし、結果としては2品目とも植え付け数に比して

8割以上の出荷を達成し、

昨年度よりも出荷率の向上を実現することができ、粘り強い芋虫との奮闘がある程度報われました✨

このことから、農業をするにあたって、野菜を植えて、育てるだけでなく、「収穫」「出荷」を行い農業として持続性を担保しようとするのならば、時に農薬散布や間引きなどの合理的判断も必要不可欠なのだということを学びました。

来シーズン以降のキャベツにも期待大ですね(*^^*)ワクワク

横浜国立大学 地域課題実習 アグリッジプロジェクト

アグリッジプロジェクトは横浜国立大学地域課題実習において学生公募により立ち上がりました。農業による地域活性化を理念に掲げ、熱意のある学生が独自の視点で日々奮闘中です。

0コメント

  • 1000 / 1000