カボチャ大収穫!【2025年畑日記②】

こんにちは!

今回特集する作物は

「「カボチャ」」です🎃!

カボチャは今春過去最大規模で栽培した野菜でした。しかし、その分非常に学びが多かった野菜でもありました。

↑ 5月上旬、植え付け時のカボチャ。畑がまっさら!

カボチャは収穫まで時間のかかる野菜です。まず4月上旬からポッドに種をまいて育苗し、苗の状態で植え付けたのは5月上旬のGW明けでした。そこから梅雨が始まり、隣のスイカやキュウリとともに生育が遅いな、、と感じる野菜でもありました。

↑ 6月中旬のカボチャ。花がちょっとついてきて、まだまだかわいい。

しかし、7月に入ると雰囲気が変わります。

全方向に、とんでもないペースで苗をにょきにょき伸ばしはじめたのです。

そして、隣接して育てているサツマイモ、スイカ、キュウリなどの作物に巻き付き始めました。

↑ 7月中旬のカボチャ。隣のキュウリやサツマイモを侵略しています

これに焦って、苗の先端をチョキチョキ切り始めても、時すでに遅し。生育ペースに全く追いつきません。また、できたカボチャをどうするのか、というアグリッジ に特有の問題も同時に浮上し、急激にカボチャ栽培が過酷さを露呈します。

そこで、いつもお世話になっている様々な方に助言をいただきました。

↑ ツルが伸びすぎたことを受け、野菜に詳しいたすベジさんにカボチャのツル管理を教わりました

カボチャの収穫に適したサインがまだ出ておらず、少し収穫を焦っていた7月。そこで新たに教わり生まれたのは、「追熟」「未成熟カボチャの活用」というアイデアでした。

カボチャは、収穫してからも常温で保存することが可能であり、その間2週間ほどかければ内部で熟成が進み、食べごろにすることができるそうです。これを「追熟」といい、畑にて数個を対象に取り組んでみました。

また、早くってしまったカボチャは、切ってみたところ、「カボチャ」ではなく「ウリ」のような食感・味をしており、個人的にはこれはこれでアリなのではないかな、という発見をすることができました。


↑ 8月中旬、畑の片づけでとれたカボチャ。大収穫!!

結局、7月末時点であともう少し!の状態だったカボチャは、8月中旬までの異例の延長栽培をすることになりました。その結果、

異例ともいえる大収穫をすることができました!

その一方、それだけで単純に結果としてよかった、といえないのが農業であり、、、

後日、カボチャの提供や切ってみた後の中身に多少問題があったことがわかり、

うーん、難しいなァ、、、

と思いました。

しかし、アグリッジとして初めてのカボチャ収穫の成功でもあった今年の挑戦は、非常に有意義なものであったと思います。ぜひ、来年以降につなげていきたいと思いました!!

横浜国立大学 地域課題実習 アグリッジプロジェクト

アグリッジプロジェクトは横浜国立大学地域課題実習において学生公募により立ち上がりました。農業による地域活性化を理念に掲げ、熱意のある学生が独自の視点で日々奮闘中です。

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