春学期振り返り

はじめに

今年度のアグリーティングでは

“より大学周辺に根付いたコミュニティづくり、活性化”

を活動指針として取り組んでいます。

アグリッジはOBの方々が築いてくださった大学地域外との繋がりのおかげもあり、その地域の方々のご協力のもと様々な活動に参加させていただいています。一方で大学周辺での活動に目を向けると、活動拠点が偏ってしまっていたり新たな地域の方、世代の方との関わりがあまりできていなかったりするという課題を抱えていました。このことを踏まえ、今年度はより大学周辺に根付き、新たな繋がりを生むということを目標とし、活動指針を設定しました。


またアグリッジ全体としては

“知ろう、考えよう、動こう”

を今年度の活動指針としています。アグリーティングには今年度、多くの新メンバーが入りました。そのため、春学期はミーティング、イベントに参加してもらうことを通してアグリッジのこと、地域のことを知り、それを踏まえて次の活動に活かしてもらうという”知る”、”考える”の部分に焦点を当てました。

それでは春学期の活動を具体的に振り返っていきます!

5月 ヘルキーメイフェア@常盤台コミュニティハウス

新年度第1回目のイベントでは新入生に地域の方との交流を経験してもらうことを目的にしていました。食育を取り入れたカードゲームでは幅広い世代の方とアグリッジメンバーが一緒にゲームをしたり解説をしたりすることで、地域の方と新メンバーがコミュニケーションをとることができ、新学期一発目としてよいスタートを切ることができました。

6月キャベツ料理企画@常盤台コミュニティハウス

今年度最初のアグリッジの企画として地域の方とキャベツ料理企画を行いました。このイベントは新メンバー歓迎会、地域の方との交流を目的に行いました。特に今回は新規層を取り込むため、常盤台コミュニティハウスの職員の方にご協力をいただき、回覧板で横国周辺地域の多くの方にターゲットを当てました。しかし新規層を獲得することは難しく参加者の方を集めることが難しかったです。これはアグリッジ自体を知らない方がなかなか参加しにくいことが1つの原因としてあると考えました。

キャベツ企画ではアグリッジのキャベツを使用し、地域の方からキャベツが美味しかったとの声をいただきました。また、地域の方を交えながら調理、会食をしたことでいつもお世話になっている地域の方と密にコミュニケーションをとることができました。


8月 納涼盆踊り、地蔵祭

常盤台小学校で行われた納涼盆踊り、和田町商店街で行われた地蔵祭に今年度も出店させていただきました。どちらの祭りでも普段のアグリッジの活動ではなかなか関わらない親子世代の方々に多く参加していただけました。新メンバーを中心にお祭りで行うゲーム内容を考えました。新メンバーが企画内容を考え、カタチにするというのは初めてでした!当日は多くの方に参加していただき、大盛況でした。また野菜販売、ベジケーキ販売のときを中心にアグリッジの宣伝も行いました。より多くの方にアグリッジのことを知ってもらえるよい機会になったと思います。


最後に

春学期に掲げたアグリーティングとしての活動指針にそって活動を行えた一方で、目標として掲げた新規層の獲得は春学期は難しかったです。一方で地域のお祭りに出店したことで、親子世代や拠点外地域の方にアグリッジの存在を知っていただくということはできたと思います。これを続けていくことで今後のアグリッジ企画に興味をもっていただけたり、農業、食に関心を持っていただけたりするのではないかと思います。春学期は新規層獲得の土台づくり中心になってしまいましたが、秋学期は新規層の獲得を実際にカタチにできればと思います。

アグリーティングにおけるメンバーの活動では多くの新メンバーがイベント、ミーティングに積極的に参加してくれたことにより地域、アグリッジの活動を知ってもらうという部分は大いに達成することができたと思います。またイベント後の振り返りを通して新メンバーからも反省、今後の活動への改善点を得られ、地域のイベントについてメンバー全員で深く考えることができました。


10,11月には多くの地域のイベントに出店予定です。そこでは国大生だからこそ、アグリッジだからこそできる地域との関わりや企画を行い、より多くの方に農業と食、アグリッジについて知ってもらえる機会になるよう努めていきます!

また冬には新メンバーによる自主企画も実施予定です。1年間のメンバーの学び、アグリーティング全体の活動を活かせる企画にできるように進めていきます!!

秋学期のアグリーティングもメンバー一同頑張っていきたいと思います。

横浜国立大学 地域課題実習 アグリッジプロジェクト

アグリッジプロジェクトは横浜国立大学地域課題実習において学生公募により立ち上がりました。農業による地域活性化を理念に掲げ、熱意のある学生が独自の視点で日々奮闘中です。

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