な、なんと!いちごができました!!【2025年畑日記①】

こんにちは!

本日から、春学期の畑作業の様子を遅ばせながらアーカイブとして投稿させていただきます!少しでもアグリッジプロジェクトの活動にご興味をもっていただけましたら幸いです!

今回紹介する野菜は、、、イチゴです🍓

甘ずっぱい春の風物詩ともいえるイチゴは、今年9周年を迎えるアグリッジプロジェクトとしても学外農地での大規模栽培は初めてのこと。いったいどうなるのかドキドキワクワクでしたが、このようにどんどん新しい作物の栽培にチャレンジできるのはアグリッジの強みでもあります。

とちおとめ、あまおう、紅ほっぺなど、計4品種をそれぞれ1株ずつ植え、ニンニクを一緒に植えることで虫よけとしました。

冬から準備を進めてきたイチゴは順調に育ち、なんと

4月にはもう最初のイチゴがとれてきました!

とても甘くて、スーパーで売られているものと遜色のないほどおいしくて感動しました。その後もコンスタントにとれつづけ、多少の虫食いはありながらも、梅雨入りとともに枯れていく、、、

と思いきや、

どんどん元気に成長していくイチゴたち。農家さんに聞いてみたところ、

まあ、もう少しやってみたらいいんじゃない?

とのこと。かくして始まったイチゴ栽培のアディショナルタイム、しかしイチゴの底力はここからでした。次々に実をつけていき、おいしそうな実を順調にバンバンつけていったのです。こうして、今年は春先の気温がそこまで高くなかったせいもあってか、なんとアグリッジでは

7月上旬までイチゴの栽培を続けていました!!

畑を日々見ることがあっても、こんなに長く実をつけ続けるなんて、、、と驚きの気持ちでいっぱいでした。

その一方で、半分くらいのイチゴは虫食いの被害にあい、食べることすらできなかったことは今年度の課題です。農家さんにお話をうかがったところ、そのような課題はイチゴの苗を高く伸ばしてあげることで、実をつけるツルがまっすぐ下に伸び、土につけることなく綺麗なままでの栽培ができるようです!伸びた苗やツルを活用すれば、また次のシーズンの栽培につなげることもでき、持続的に栽培ができる、というお話もお伺いし、イチゴ栽培の奥深さを感じました。

また、社会に目を向けてみると、農家の全体の人口は減少が進んでいる一方で、イチゴ農家の新規就農者はむしろ増加傾向にあるようです。これには、イチゴのもつ様々な商品的利用価値や、いちご狩りなどというレジャーとしても活用できる側面があるからではないかと思います。実際、イチゴを育てて収穫出来たら楽しかったですからね(^^♪

「農業を楽しみ、その楽しさを伝えていく」ということは、農業のことについて知るための第一歩となります。そのため、イチゴ栽培はぜひ継続していきたいと思いました!!


3月下旬、藤巻さんの指導の下肥料をまきました


4月初め、さっそくできたイチゴに満面の笑みを浮かべる代表!

4月のイチゴ。まだ青いものも多い

6月中旬某日のイチゴ

6月下旬、真夏日の中、最盛期を迎えたイチゴ

横浜国立大学 地域課題実習 アグリッジプロジェクト

アグリッジプロジェクトは横浜国立大学地域課題実習において学生公募により立ち上がりました。農業による地域活性化を理念に掲げ、熱意のある学生が独自の視点で日々奮闘中です。

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