リハーサル

朝、秦野駅を出たときの澄んだ空気から、すでに旅の物語は始まっていました。

最初に訪れたのは、地元の農家さん。

そこで出迎えてくれたのは、「YesかNoかの農家をやってます!」と笑顔で冗談を飛ばす、陽気なおっちゃん。


そして、いつまでも元気に現場を支えるおばあちゃん。お二人の軽やかな会話と明るい空気の中、なんでもない日常がこの地の特別さになっていることを、ふと感じました。

おしゃべりな三嶽さんから、落花生のこと、秦野の歴史のこと、農業の現実、などたくさんのことを教えていただきました。

当日は私たち学生が中心となって皆さまをご案内する予定です!

普段から自分たちの横浜の畑で農業をする私たちならではの視点も入れてレクチャーしていきたいと思います!


次に足を運んだのは、葛葉の森。

木々のざわめきに耳を澄ましながら歩くうち、すっかりお腹がすいて手にしたお弁当の味は、その場の空気に溶け込むように優しくて、思わず「おいしい」と口に出したくなるものでした。森林セラピーの時間を彩る特別な一品。自然の中でいただく温もりある味わいに、心もお腹も満たされました。

秦野市で獲れた農産物を中心に旬の素材をそろえた里山キッチンさんのお弁当。

ツアー当日はどんなお弁当が食べられるのか楽しみですね!


曽屋神社・名水巡り

名水巡りでは、観光の楽しさを随所に感じました。澄んだ湧水のせせらぎ、歴史ある水道施設、そして神社に伝わる信仰。すべてが「観光」の要素を持ちながら、秦野という地域の深みを伝えてくれました。木漏れ日の中で写真を撮りたくなる小径や、立ち寄るだけで学びになる由緒ある水のスポット。ここは訪れる人すべてに「小さな発見」と「旅の記憶」を届けてくれる場所だと感じました。

水が豊富な秦野には国内で3番目に近代水道が造られました。

現在はこのように厳重に管理されていますが、ツアー当日にはこの水道を開放して見ることのできる非常に貴重な機会となります!


その他、ツアーコースの懸念点などの確認をしました。

皆さまが楽しめるように準備を重ねています!

お待ちしております!

横浜国立大学 地域課題実習 アグリッジプロジェクト

アグリッジプロジェクトは横浜国立大学地域課題実習において学生公募により立ち上がりました。農業による地域活性化を理念に掲げ、熱意のある学生が独自の視点で日々奮闘中です。

0コメント

  • 1000 / 1000