そば・大麦の収穫 @自然菜園あかね空

6月16日(月)、

大学近くの自然菜園あかね空さんの畑でそば・大麦の収穫のお手伝いをしました。

訪問したのは「空の畑」で大学のある丘の隣の丘の南側の斜面の上にあり、

名前の通りで開放的で日当たりの良い最高な畑でした。

アグリッジとして空の畑の訪問したのは数年ぶりだったみたいです。

アグリッジの畑では育てていないため、そば・大麦の収穫は初めての参加したメンバー全員が初めての経験でした。

春になって生えてきてしまった雑草をかき分けながら、そばを株ごと抜いて収穫・天日干しして殻から実を取りました。また、大麦は数日前の風雨で倒伏してしまっているものもありましたが、稲刈りと同じ要領で根本を刈り取りました。

大麦は古来から庶民の主食として栽培されてきました。秋の稲刈り後に植え付け、梅雨前の田植えの時期に収穫する稲の裏作・二毛作に用いられる地域もあります。どちらの収穫も地道な手作業でしたが、伝統的な穀物生産の一部を体験できて貴重な機会となりました。加工されるまでが楽しみです!


梅雨前のお忙しい中、対応してくださった矢野さん、ありがとうございました<(_ _)>

矢野さんとはそばの殻取りをしながら、最近の米騒動について議論をしました。

これは前回の訪問の時に約束した宿題でもありました。

筆者は宿題の答えとして、食生活の変化・長期にわたる生産調整・大規模化しにくい中山間地域の課題・補助金の在り方、根本的な構造としては貿易の問題もあると挙げ、生態系保全・防災にも役立つ中山間地域の"主食米"に生産補助金を出すべきでないか(これまで減反させられてきたため)と答えを用意してきました。

が、重要な視点が抜けていると指摘をいただきました…

「反論として考えられること」に触れられていませんでした。

7月5日には地域の方をお招きした夕涼み会を開催する予定で、

その際に食料自給の問題を扱う予定です。

そこに向けて更に深く・多角的な視点で勉強して臨みたいと思います。

大変勉強になりました。

本当にありがとうございました。

Y.K

横浜国立大学 地域課題実習 アグリッジプロジェクト

アグリッジプロジェクトは横浜国立大学地域課題実習において学生公募により立ち上がりました。農業による地域活性化を理念に掲げ、熱意のある学生が独自の視点で日々奮闘中です。

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